加茂小学校(加茂町塔中)の1、2年生が17日、加茂町中原の加茂川でアユの稚魚を放流し、小さな命とふれあった。
地域について学ぶ授業の一環として実施しており、川や魚に親しんでもらおうと加茂郷漁業協同組合が恒例で招待している。1年生23人と2年生21人が参加。6月19日の釣りの解禁日に向け、総社市の養魚場から取り寄せた10〜15?の稚魚約1万匹うち約2000匹を放った。
組合員からバケツを受け取った子どもたちは、中にいる小さなアユを眺めるなどして、「かわいい」と興味津々の様子。ゆっくり河岸まで運んで川の中に入れ、元気に泳ぎ去っていく姿を見送った。
2年・森本翔太君(7)は「思ったより小さいけど、これから大きくなるのが楽しみ。立派なアユに育ってほしい」と話した。
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アユの稚魚を放流する児童たち
アユの稚魚放流