2024年の幕開けとなる元日、岡山県津山市内の寺社は多くの初詣客でにぎわった。
美作国一宮の中山神社(一宮)では午前0時前、かがり火に照らされる参道に家族連れや若者グループらが続々と集まり、長蛇の列ができた。
歳旦祭が執り行われるなか、同神社御祭礼神事保存会による獅子舞の演舞を合図に参拝を開始。それぞれの願いを込めて手を合わせ、社務所でお守などを買い求めていた。また、厄払いを求めて獅子舞に頭をかまれる参拝客もいたほか、同会による年越しそばの振る舞いもあり、喜ばれた。
帰省して家族で訪れた保育士の永禮明さん(24)=大阪府=は「みんなが健康に過ごせるように願いました。そばをみんなで味わって温まりました」と話していた。