美作大学・同短期大学部の本年度入学式が3日、岡山県津山市の同大体育館で行われ、大学院生も含め247人が将来の目標を胸に新たな一歩を踏み出した。
大学185人、大学院1人、本年度の新入生をもって学生の募集を停止した短期大学部57人、同専攻科7人の新入生と、保護者、来賓ら合わせて約700人が出席。5年ぶりに人数制限を設けず実施した。
新入生代表の児童学科・稲垣美南さん(18)ら3人が桐生和幸学長に向けて宣誓。最後の入学生となる短期大学部では、幼児教育学科の本干尾凜さん(18)が「本学の学生として知識や教養を磨き、自立した人間として新しい時代と地域社会に貢献できるよう努力する」などと誓った。
桐生学長は「地域と連携した取り組みに参加し、体験に基づいた専門知を形成することが大切。失敗を恐れず、教員や仲間とともにいろいろなことにチャレンジしてほしい」と式辞を述べた。
式のあと、沖縄県人会の学生が威勢の良い掛け声とともにエイサーを力いっぱいに披露した。