26年2月津山市長選 立候補者アンケート 【津山朝日新聞掲載】

津山市長選(2026年)
津山市長選 立候補者アンケート
         

■ 玉置晃隆氏

① 就任後最優先で着手したい取り組みは何ですか。

皆さまの意見を重視し市民主役の市政を実践します。最優先は、市民の皆さまの信頼を取り戻す市役所改革。優先順位を市民目線で組み替え、人・金・時間を必要分野へ集中し、市役所が市民のために働く実感ある市政を実現します。説明責任を徹底し、透明な行政運営に改めます。税金の使い道も見える化へ。

② 津山の商工業・農林業を持続的に発展させるため、どのような施策を講じますか。

地域で稼ぎ地域で回す仕組みを整えるため、公共事業は地元企業への優先発注。加えてスマホを活用したデジタル地域通貨を使い、地域外への流出を抑える循環型経済を目指します。農業の事務作業を支援し負担軽減により生産に集中できる環境整備、林業は毎木調査で資源価値をデータ化する等、農林業を稼げる一次産業にします。

③ 交通インフラについて、今後どのような整備や見直しが必要だと考えますか。

免許返納後も安心して暮らせるまちをつくります。乗り合い交通の地域拡充やタクシー・バス助成を行い、通院や買い物などの外出を支援。加えて、買い物については移動販売業者とも連携し、行くのではなく来てくれる仕組みを作り、日常生活に困らず住み慣れた地域で暮らし続けられる支援をします。

④ 教育と子育て環境の充実について、特に重視したい点は何ですか。

子育て支援は津山の未来への投資だと考えます。第1子からの保育料無償化、学用品費の段階的無償化。津山で働くことを前提に大学等の奨学金も最大100万円まで補助することで、切れ目のない子育て支援を実施。津山で働く人の教育と子育て支援を未来投資とし、子どもが健やかに育ち安心して夢に挑戦できる環境を整えます。

⑤ 防災・減災対策について、現状評価と今後の強化策をお書きください。

災害の激甚化・頻発化を踏まえ、対策を総点検し備えの質を高めます。学校体育館の空調整備を進め、避難情報は一元化して誰にでも分かりやすく発信。要配慮者名簿をデジタル管理し、迅速な支援につなげます。みまもりスマホ等、平時から使える仕組みを防災にも活用し、命を守る防災を実現します。

⑥ 医療・介護・地域福祉の安心をどのように確保しますか。

医療・介護・保育を支えるエッセンシャルワーカーの処遇改善と働きやすい環境づくりを進め、人材確保と定着支援を強化、市民の安心を守ります。地域運営組織(RMO)を核に、見守りや支え合いを地域で担う仕組みを整えます。人と地域がつながり支え合う福祉を築きます。

⑦ 津山市の行財政改革をどのように評価し、どのように向き合いますか。

行財政改革を「やった感」から成果重視へ転換します。「何にいくら使い、どんな効果があったか」を市民に分かりやすく公開。無駄や重複を省き、限られた財源を本当に必要な分野へ集中投資します。改革は目的ではなく、市民の暮らしを良くする手段であることを常に意識し、満足度調査など市民ファーストの市政を進めます。

⑧ 子どもや孫の世代に引き継ぎたい津山市の魅力は何ですか。

津山の歴史・文化、豊かな自然、人のつながりを大切にし、便利さや効率だけに偏らないまちづくりを進めます。安心して暮らし、挑戦できる日常を守り育て、今の選択を未来世代へつなぐ。経済・文化・暮らしやすさを総合的に磨き、津山の魅力と誇りを高めて引き継いでいきます。

⑨ 市民に伝えたいことを自由にお書きください。

「安心して暮らせ、未来に希望を持って活躍できる、人に優しいまち津山」を目指します。 38年間の行政経験で培った政策立案力・実行力・即戦力を生かし、 先人が築き、受け継いできた1300年を超える歴史がある津山を次の世代に繋げるのが私の使命だと思います。 津山には、歴史・文化・自然そして人という大切な宝があります。しかし、その力を十分に活かせていないのが現状です。 人口減少・少子化や財政等、大きな課題に正面から向き合います。 私は、暮らしを「守る力」と、時代に合わせて「変える力」の両方が必要だと考えています。市民の声を起点に、市役所のあり方をチェンジし、挑戦する人が報われる市政へチャレンジします。

■谷口圭三氏

①就任後最優先で着手したい取り組みは何ですか。

多くの住民の皆様との対話を継続し、誰もが輝く拠点都市の実現に向け、給食費や子ども医療費の無償化、美作大学の公立化、若者・女性が自分らしく活躍できる仕組みづくり、公共交通網の維持・拡充、津山まちじゅう博物館構想の推進、中心市街地活性化などに取り組みます。

② 津山の商工業・農林業を持続的に発展させるため、どのような施策を講じますか。

地域産業の付加価値と雇用の創出に向け、つやま産業支援センターによる企業の経営力強化や創業・新事業創出などの伴走支援、産業人材の育成を拡充します。地域商社「曲辰」による新商品開発と販路拡大に注力するとともに、「農業支援サービス事業体」の設立・運営を支援し、食料生産の基盤となる農林業を守ります。

③ 交通インフラについて、今後どのような整備や見直しが必要だと考えますか。

高齢者の外出には公共交通網の維持・拡充が重要です。現在、阿波・加茂・勝北・久米地域で運行中のAIデマンド交通の利便性を更に高めます。バス路線再編による交通空白地解消や、自動運転バスによる運転手不足解消にも取り組みます。国県とのパイプを活かし、空港や救命救急センターへのアクセス道路の整備を促進します。

④ 教育と子育て環境の充実について、特に重視したい点は何ですか。

不妊不育治療の支援制度の拡充、子ども医療費無償化や放課後児童クラブの充実、「七五三成長おめでとうお祝い金事業」の創設など、こどもまんなかの津山へ。学びの多様化学級の設置による不登校対策、体育館への空調配置やインクルーシブ教育の実現により、誰一人取り残さない多様な教育機会が得られる津山を実現します。

⑤ 防災・減災対策について、現状評価と今後の強化策をお書きください。

就任時から、ポンプゲートや雨水幹線水路の整備など豪雨時の浸水対策には全力を注いでいます。自主防災組織も全市域に広がり意識が高まっています。無線や有線放送など通信設備の強化と防災ラジオの購入支援、避難場所での食料や赤ちゃん用・大人用のおむつなど、住民の命や生活に不可欠な物資の備蓄を強化します。

⑥ 医療・介護・地域福祉の安心をどのように確保しますか。

地域の実情に応じた医療や介護、生活支援等の地域福祉サービスを切れ目なく提供します。老老介護世帯の負担を軽減し、さまざまな保健福祉サービスを一体的に切れ目なく提供する「津山市ふれあいサポートセンター」を創設します。一刻を争う救急救命センターへのアクセス向上に継続して取り組みます。

⑦ 津山市の行財政改革をどのように評価し、どのように向き合いますか。

平成30年の就任時、津山市は将来負担すべき多額の負債を抱えていましたが、2期8年間にわたる行財政改革の断行や公民連携の導入、企業誘致の促進などにより、負債は164億円減少し、今後の基金残高の見込み額は10億円改善しました。引き続き、行革やふるさと納税の獲得により、財政基盤を強化します。

⑧ 子どもや孫の世代に引き継ぎたい津山市の魅力は何ですか。

713年の美作国誕生から、津山は地域の政治、経済、文化の中心として栄えてきました。城下町としての街並みや祭り、独自の食文化、鉄道などの近代化遺産は、津山が誇る魅力であり、他所にはない強みです。豊かな森林資源や農産物、困っている時に助け合える人間関係についても、次の世代へ継承することが私達の使命です。

⑨ 市民に伝えたいことを自由にお書きください。

豊かな自然と歴史・文化に恵まれた津山。このまちには、未来を切り拓く力があると信じています。先人が残した遺産を継承しつつ、新たな未来を築くビジョン「人も街も輝く津山」を掲げ、皆様の付託がいただけるならば、3期目の市政運営に全身全霊を捧げたいと考えています。
子供達には、自らの将来を自ら切り開く力を育み、故郷に誇りを持って生きていけるよう教育の充実を図ります。若い方には、将来への希望を持って自分らしい生き方ができるよう、暮らしやすさと経済的豊かさの向上を図ります。年配の方には、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、交通や福祉など日常生活に必要なサービスの確保・充実を図ります。

■光井聡氏

① 就任後最優先で着手したい取り組みは何ですか。

就任後いちばんに着手するのは「市民の声が届く市役所」への転換です。現場で働く職員との対話を定例化し、市民の声や現場で聴いた課題は担当と相談し即座に対応、市民への内容を見える化していきます。子育て・医療福祉・仕事の相談窓口を一本化し、初動が速く、部署間の垣根がない、市民に優しい相談支援体制を整えます。

② 津山の商工業・農林業を持続的に発展させるため、どのような施策を講じますか。

商工業・農林業の持続的発展は、販路拡大と人材確保の両輪で進行。地場産品の磨き上げとDX支援で売上増、起業・事業承継を伴走支援。農林業は、津山で挑戦したい担い手への手厚い支援に加え、加工業者の高い技術や魅力を発信するとともに、観光連携や物流改善で付加価値を高め、“稼げる地域産業”へと進化させます。

③ 交通インフラについて、今後どのような整備や見直しが必要だと考えますか。

移動は暮らしの生命線です。通勤通学・通院の足を守るため、路線とダイヤを実態に即して見直します。デマンド交通や乗合、結節点整備で乗り継ぎを改善し、誰もが移動しやすい交通網に。運行の見える化で不安を減らし、歩行者に優しい整備を進め、健康に住み続けられるまちへ。

④ 教育と子育て環境の充実について、特に重視したい点は何ですか。

教育と子育ては津山の未来への投資です。ICTで個別最適な学びを進め、不登校や発達特性のある子どもへの支援を充実し、教職員の負担も軽減します。子育ては妊娠前から産後まで切れ目ないケアを充実させ、病児保育や相談支援を厚くして、働きながら安心して育てられる環境を整え、孤立も防ぎます。相談先も増やします。

⑤ 防災・減災対策について、現状評価と今後の強化策をお書きください。

現状は、情報が届きにくい場面や、市民一人ひとりの有事の際の備えや実際の避難行動が十分でないない課題があります。危険箇所点検や水害対策、避難所改善を急ぎ、要配慮者支援と訓練、連絡網・LINEで迅速な発信を強化します。また、地元企業とも連携をして、災害支援物資の備蓄や避難所の整備などを先行して進めます。

⑥ 医療・介護・地域福祉の安心をどのように確保しますか。

安心の土台は「切れ目なくつながる支援」です。保健福祉の相談窓口を一本化し、医療・介護・福祉領域の方々と同じ計画のもと実際に動ける連携を強化します。通院の移動支援や見守り体制も積極的に取り組みます。医療人材の確保と働きやすい環境づくりに取り組み、子育て・障がい・生活困窮まで一貫して支えます。

⑦ 津山市の行財政改革をどのように評価し、どのように向き合いますか。

行財政改革は、投資を生み市役所の生産性を高める見直しです。事業は成果で点検し、重複や形骸化は整理。DXで手続きを簡素化し、現場に資する業務改革を行い、職員の力を市民との対話や課題解決へ注ぎます。教育・医療・防災など優先分野に重点配分し、数字と理由で説明責任を徹底します。

⑧ 子どもや孫の世代に引き継ぎたい津山市の魅力は何ですか。

子どもや孫の世代に残したい津山の魅力は、城下町の景観と歴史文化、里山と清流の自然、そして何より人の温かさです。仕事と暮らしを両立させ、挑戦をみんなでが応援できる空気を守り育て、ふるさと津山に「帰ってきたい」「住み続けたい」と思える津山を次の世代へ残します。

⑨ 市民に伝えたいことを自由にお書きください。

津山の未来は、市役所だけでつくれるものではありません。現場で市民の声を聴き、課題を見える化し、「いつまでに・誰が・どう実行するか」を明確にして、進捗と結果を丁寧に伝えます。教育、医療福祉、仕事、防災、交通、暮らしの実感から一つずつ整え、できることから着実に前へ進める、手触り感のある市政をつくります。挑戦する人を応援し、子どもも高齢者も安心できるまちへ。商工業や農林業も、稼げる仕組みと担い手づくりで支えます。市民一人ひとりの声に真摯に耳を傾け、約束したことは必ず実行する、しがらみのない市政を断行します。小さな改善を積み重ね、誇れる津山をともに創り上げて参りましょう。

【津山市長選2026】

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