GWの園内華やかに 100種1万5000株のシャクナゲ 28日まで「まつり」も/岡山・真庭市

自然 陽火に映えるシャクナゲを愛でる行楽客
陽火に映えるシャクナゲを愛でる行楽客=岡山県真庭市で
         

 岡山県真庭市蒜山のヒルゼン高原センター・ジョイフルパークで、シャクナゲが見ごろを迎え、ゴールデンウイーク期間中、多くの人でにぎわう園内を華やかに彩っている。28日まで恒例の「蒜山高原しゃくなげ祭り」を開催している。

 

 淡いピンクや白色が特徴の日本古来種「ヤクシマシャクナゲ」をはじめ、西洋種の「パープルマジック」「ホワイトモーニング」など約100種、1万5000株を栽培。昨年より1週間早く、早咲きの品種が開花したという。この後も次々とつぼみが開き、祭りが終わるころまで楽しめるという。

 

 色とりどり花が咲きそろう園内の一角では、県内外から訪れた家族連れらが、陽光に映える美しい大輪を眺めたり写真に収めたりして思い思いに過ごしていた。岡山市から来た室川弘子さん(83)は「これほどたくさんのシャクナゲを見るのは初めて。とてもすてきな場所で気に入った」と話した。

 

 9日以降は蒜山地域の特産品が当たる「お買い物抽選会」のほか、「シャクナゲ苗木販売」などを実施。また、14、21、28日は和太鼓の演奏会が開かれる。


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