加茂地域の秋の風物詩・第36回かも谷まつり(同実行委主催)が3日、岡山県津山市加茂町塔中の加茂町文化センター駐車場で5年ぶりに開かれた。加茂町文化祭と同時開催となり、大勢の地域住民らが飲食やイベントを楽しんだ。
「うちの村の自慢の一品」と題したテント村では10のブースが並び、和牛串やマスのから揚げなどのほか、コイすくい、バザー、木工品の販売などもあり、人気を集めた。文化センターと公民館には29団体約260人が絵手紙や生け花、陶芸など約600点を出品。ステージでは日本舞踊やコーラスなどが披露され、盛況だった。
また、名物の餅投げでは、子どもの部と大人の部に分かれ、加茂町産のもち米でついた紅白二つの餅が入った袋を投げると、集まった人たちが我先にと手を伸ばしていた。
母親の実家に帰省中で家族4人で来ていた岡山市北区の津島小4年・岡田理紗さんは「うどんがおいしくて、コイは6匹とれたし、お餅は10袋取れた。砂糖じょうゆでおいしくいただくつもり」と笑顔を見せた。
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