864人が旅立ち 「小学校卒業式」 無限の可能性を信じ成長し続けて/岡山・津山市

教育・保育・学校 卒業証書を受け取る児童=岡山県津山市、林田小で
卒業証書を受け取る児童=岡山県津山市、林田小で
         

 岡山県津山市内の小学校全27校で19 日、2023年度の卒業式が行われた。児童864人(男子459人、女子405人)が、慣れ親しんだ学びやから巣立っていった。

 林田小学校=川崎=の123回目の「卒業証書授与式」では、卒業生42人(男子12人、女子30人)が教職員と保護者、在校生代表の5年生33人らに見守られ、卒業証書を受け取った。新たな門出を迎える子どもたちの姿を見ながら松本卓校長は「みなさんには無限の可能性がある。現状に満足して終わるのではなく、常に学び続け、変わり続け、成長し続けてほしい」とはなむけの言葉を贈った。

 プログラム「お別れのことば」では、卒業生全員が6年間の思い出を語った後、「多くの人たちに支えられて今日を迎えることができました。素直な気持ちを忘れず努力します」と感謝の思いを伝えた。

 5年生は「伝統を受け継ぎ、より良い林田小学校になるように力を合わせて取り組んでいきます」と述べ、最後に大きな拍手で退場する卒業生たちを見送った。

 美作地域の小学校ではこの日までに計65校が式を挙行。真庭市、美咲町、新庄村の計6校は21、22日に執り行う。今年度は計1767人が卒業する。

入場する卒業生
入場する卒業生


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