津山中央病院「病院の日・看護の日2024」が9日、岡山県津山市川崎の同病院本館1階で開かれ、来院者約200人が測定や相談などを通じて疾病予防、健康維持への認識を深めた。
体験コーナーでは、血圧や骨密度、体脂肪の測定、AIによる姿勢測定、調剤監査体験、転倒による骨折予防のアドバイスなどがあり、外来や通院などで訪れた人たちが気軽に利用。
さらに口腔(くう)ケア用品やフレイル予防の展示と栄養相談、がんと仕事の両立支援の相談、糖尿病や骨粗しょう症予防などのDVD講座、院内学級の作品展示もあった。このほか同病院職員によるポップス曲のミニコンサートも好評。
勝央町の主婦(57)は「気になっていた骨密度が十分な値だと聞いて安心した。AIの姿勢測定では、反り腰ぎみなのと肩のバランスの崩れが分かり、教えてもらった対策のストレッチを日々実践したい」と話していた。
この催しは、ナイチンゲールの誕生日にちなんで制定された「看護の日(5月12日)前後に恒例で実施。