SDGsとプラントベースフードの出前授業 小学生30人が食品ロスを学び、大豆絞りにも挑戦/岡山・津山市

教育・保育・学校 豆乳搾り体験をする鶴山小の児童=岡山・津山市で
豆乳搾り体験をする鶴山小の児童=岡山・津山市で
         

 SDGs(持続可能な開発目標)とプラントベースフードの出前授業が18日、鶴山小学校=岡山県津山市=であり、3年生約40人が植物性由来の飲み物について学んだ。

 マルイ=本社・津山市=と大塚食品=大阪市=が教育活動の一環で企画し、両社の担当者が講師を務めた。  

 健康と環境保護を目的に、牛乳の代わりに豆乳を使った製品が注目されていることを踏まえて、大豆搾りに挑戦。おからと豆乳ができる過程を観察しながら、プラントベースフードについて理解を深めた。

 この後、栽培された大豆の大部分が飼料や肥料として使用されているほか、一部は廃棄されている現状を踏まえながら、食品ロスをテーマにグループワークをした。

 藤原優有ちゃん(9)は「大豆からいろいろな食品ができていると分かった。ごはんは残さず食べて食品ロスを減らしたい」と話していた。

 SDGs学習プログラムとして昨年から行っており、今後市内の小学校8校で実施予定。

スクリーンを見て熱心に学ぶ児童たち
スクリーンを見て熱心に学ぶ児童たち


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