高校に実習用エンジン贈る 中古車業者と銀行が貢献 SDGs私募債を活用し/岡山・津山市 

教育・保育・学校 生徒代表の日笠さんに目録を手渡す河野取締役
生徒代表の日笠さんに目録を手渡す河野取締役=岡山県津山市で
         

岡山県津山市の中古車買取・販売などの永遠輪と山陰合同銀行は23日、同行のごうぎんSDGs私募債(教育機関寄贈型)を活用し、津山工業高校に実習用のガソリンエンジン2台(約10万円相当)を贈った。

同私募債はSDGsに関連した地域社会への貢献を目的に、私募債発行手数料の一部で備品などを購入し、連名で学校などに寄贈する仕組み。

贈呈式が同校であり、河野美香取締役と水本武和津山支店長ら5人が訪問。機械科の生徒ら16人が出席した。河野取締役が「皆さんのお役に立ててうれしい。しっかり勉強してください」とあいさつし、生徒代表の同科2年・日笠一樹さんに目録を手渡した。日笠さんは「内燃機関の構造を学び、将来に生かしたい」と礼を述べた。

エンジンは三菱製で、125ccの空冷4ストロークOHVガソリンエンジン。


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