メディア活用や「河童」商品提案 観光・経済に学生のアイデアを 「まちじゅう博物館」具現化で/岡山・津山市

教育・保育・学校 桒村副市長らの前で、アイデア提案する大学生たち
桒村副市長らの前で、アイデア提案する大学生たち=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市の「津山まちじゅう博物館構想」の具現化に向けた「起業アイデア提案キャンプ」が11、12日、市内で行われた。高等教育機関連携事業の一環で、集まった大学生たちはまちを調査し、観光や地域経済の振興につながる事業案を市関係者の前で発表した。

 若い世代の発想や視点を取り入れて今後の施策に反映させようと企画。千葉県市川市の千葉商科大学商経学部、岡山市の山陽学園大学地域マネジメント学部、津山市の美作大学生活科学部の2、3年生計10人が参加した。

 学生たちは初日、津山城や同市西新町の古民家・赤堀邸を見学した後、3グループに分かれて、城東地区(重要伝統的建造物群保存地区)一帯でフィールドワークを実施。翌日、津山洋学資料館で開かれた提案会で、桒村功士副市長や今村弘樹観光文化部長に市が抱える課題とその解決策を提示した。

 各グループは全国的に観光地としての認知度が低いことや観光客を引き付ける土産が少ないことなどを指摘。その上で、「映画やテレビの撮影地になるなどメディアを活用したPRを行う」「津山に残る河童伝説にちなんだ魅力的な商品を開発し、各地に行き渡るようにする」といった意見を述べた。桒村副市長らは「発想がおもしろい。主体的に動いてくれるクリエーターや開発者に協力を求めることも良いのではないか」などと語っていた。

 山陽学園大学3年・木口響さん(20)は「津山市が栄え、来た人も住む人も幸せになれば。できるかぎり手伝っていきたい」と話していた。

 津山まちじゅう博物館構想は、市域にある歴史的建造物や自然などを生かし、〝屋根のない博物館〟という特色のあるまちづくりを展開して発展させていく計画。市は関係団体ともにコンソーシアム(共同企業体)を立ち上げて本年度から準備を進めている。


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