「津山城もみじまつり」が、紅葉で彩られた岡山県津山市の同城で開かれ、大勢の観光客らでにぎわっている。ライトアップやご当地グルメフェスティバルなどのフードイベント、初開催となる「チャンバラ合戦」といった多彩な催しが繰り広げられている。26日まで。
「チャンバラ合戦」は、大阪城や姫路城でも人気を博しており、子どもから大人まで2日間で計150人が参加。スポンジ製の刀と命となる玉を腕に付け、東西に分かれて「刀を上げよ、戦開始」の合図で敵陣になだれ込んだ。
家族5人で来ていた小学4年の住吉凌輔君は「学校で津山城のことを調べたばかり。チャンバラは1人でもみんなでも楽しめる」と話していた。
三の丸には、そずり鍋や津山ホルモンうどん、黄ニララーメンなどのグルメブースやキッチンカーがずらりと並び人だかりができていた。つるまる広場特設ステージでは市内中高生の吹奏楽部や備中神楽、岡山おもてなし武将隊、作州忍者鶴山隊のショーなどがあり、盛り上がっていた。
23日は、にくフェスin津山城(午前10時~午後3時)と津山ホルモンうどん大会(午前11時半~午後2時半)が開かれる。期間中の開園時間は午前8時40分~午後9時(入園8時半まで)。