社会福祉法人鴬園(瓜生原、小林敏隆理事長)が真庭市中島に設立した、就労継続支援B型事業所・フリーズドライ工房まにわのしゅん工式が15日、同施設で開かれた。フリーズドライ製品をつくる工場で、8月2日から稼働する。就労継続支援施設の同工場運営は全国で2例目。
敷地面積は2276平方㍍で、工場は鉄筋平屋建約515平方㍍。フリーズドライ機械2台を備えており、総工費約3億4470万円。約20人が就労予定で、当面は米のフリーズドライ製品をつくる。また災害備蓄用のパンやビスケット、ご飯などのフリーズドライ食品の販売も行う。
しゅん工式には関係者ら14人が出席。神事があり、玉くしを奉てんした。小林理事長は「自然災害が多発しており、災害備蓄食品のニーズは高い。安心して就労できる、地域に役立つ施設になるようしっかり運営していく」と述べた。
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真庭市中島に新たにできた就労継続支援B型事業所・フリーズドライ工房まにわ
「就労継続支援B型事業所・フリーズドライ工房まにわ」 竣工