「梅まつり」が開かれている神代の「神代梅の里公園」で白やピンクの花が四分咲きとなり、行楽客が春の訪れを満喫している。3月10日ごろには満開になるという。
約4㌶の丘陵に中国地方最大級の14品種、約2000本の梅林があり、今年は例年より1週間以上早い2月中旬に開花した。かわいらしい紅梅や清そな白梅のほか、見ごろが終盤を迎えたロウバイもあり、青空の下で美しいコントラストを描いている。甘い香りが漂う中、家族連れらがカメラを手にのんびりと散策し、蜜を吸いに来た野鳥の姿も楽しめる。
まつりは3月27日まで開催しており、テント村ではホルモンうどんやホルモンコロッケなどを販売。ガラスハウスではがらくた市を行っている。新型コロナウイルス対策のため餅投げや演芸といったイベントは中止した。
管理組合の前原啓志組合長は「新型コロナウイルスの影響で、ストレスがたまっている人も多いと思う。開放的な場所なので、きれいな花を見て癒やされてほしい」と話している。
問い合わせは、同公園(☎572350)。
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四分咲きになった梅の花