あさのあつこさんの魅力にふれられる交流サロン「ほたる館」誕生/岡山・美作市

歴史・文化
         

 「本好き、集まれ」――。岡山県美作市在住の作家・あさのあつこさんの魅力にふれられる交流サロン「ほたる館」が、同市湯郷のあさのさんゆかりの旅館跡に誕生する。読書の喜びを伝える活動を行っている「あつこの会」が、あさのさんのデビュー30周年を記念して企画、運営。6月20日の開館へ向け、準備を進めている。
 あさのさんの祖母が経営していた旅館で、デビュー作「ほたる館物語」の舞台になった「山陽亭」跡の一角を活用する。部屋はあさのさんのイメージカラーの青と、白で統一。10畳ほどのフロアは子どもが遊んでもいいように柔らかい杉を使用した。本棚にはあさのさんから寄贈を受けた自身のほぼ全作約300冊と、ゆかりの作家の作品約150冊がならぶ。
 5月中の開館を目指していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、6月に延期した。19日はメンバー約10人が参加して蔵書の目録づくりを行った。
 鳥越尚美代表(68)=同=は「気軽に立ち寄っていただいて、思いを語り合い、ほっとする場になれば。言葉の力、文学の力を発信し、湯郷といえばほたる館と思い浮かべていただけるような場に育てていきたい。読書会などイベントも開催したいですね」と話している。
 あつこの会はあさのさんと同世代の読書好きな地元の女性で20年ほど前に結成。これまでにあさのさんのトークイベントや美作市と共催で文学祭を開くなどしてきた。現在はメンバー15人。
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6月20日開館予定のほたる館で蔵書の目録づくりを行ったあつこの会メンバー=19日


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