真庭市蒜山中福田の「ひるぜんジャージーランド」のヒマワリが見ごろを迎えた。牧草地の斜面に鮮やかな黄色の大輪が広がり、高原の夏を彩っている。17日ごろまで楽しめる。
23?ほどの大きさの品種「サンマリノ」が、蒜山三座を望む約40?の敷地を埋め尽くすかのように約8万本が咲き誇っている。背丈が他品種より低めなのが特徴で、6月初旬に種をまき、例年よりも1週間遅く7月末に開花した。県内外から訪れた観光客はヒマワリの株の間を歩きながら、記念撮影をしたり、美しい花々を愛でたりしていた。
兵庫県伊丹市から家族で訪れた野上あずささん(34)は「都会には無い豊かな自然を感じることができる癒しのスポット。何度でも来たくなる」。息子・勝生君(8)は「とてもきれいな場所で気に入った」と話した。
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牧草地の斜面に広がるひるぜんジャージーランドのヒマワリ