吉井川漁協のアユ釣りが解禁された21日、管内の本支流には待ちわびた太公望たちが繰り出し、若アユの銀りんを追った。
梅雨期とあって増水ぎみの幕開け。岡山県苫田郡鏡野町内の本流上流部では早朝から、釣り人が好ポイントに入り、友釣りや素掛けなどを楽しんでいた。巧みにおとりを操り、次々に掛ける名手もいた。
6匹を釣った町内の70代男性は「濁りはちょうどいいが、なぜか魚影は薄かった。コケをしっかり食べて太り、釣り応えも出るこれからが楽しみだ」と話していた。
友釣りは例年7月に本格化し、梅雨明けごろが佳境。管内では同月31日に編み入れが解禁される。
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吉井川本流でアユを狙う釣り人=鏡野町原で
アユ釣り解禁/岡山・鏡野町
- 2020年6月22日
- 自然