新型コロナウイルスのワクチンを保管するための超低温冷凍庫が16日、川崎の津山中央病院に配備され、接種開始に備えた。
米製薬大手・ファイザー製のワクチンは零下75度での管理が求められる。冷凍庫は幅56㌢、奥行き65㌢、高さ89㌢、この日午前に搬入作業が行われ、薬剤部内に1台が設置され、正常に作動した。3月中に始まる医療従事者への接種に使用される。
杉山哲大薬剤部長は「大事なワクチンを預かることになるのでしっかり準備したい。確実に供給できるよう万全を尽くす」と話した。
県内では各地域への供給拠点にもなる「基本型施設」への配備が進められており、この日は真庭市下湯原の湯原温泉病院にも設置された。県によると、美作市明見の田尻病院には19日に届く予定。
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津山中央病院に配備された超低温冷凍庫