ピアノコンクール「ブルグミュラーコンクール２０２１」東中国大会入賞

津山市と美咲町の小学校１〜６年生３人が、早島町で12月に開かれたピアノコンクール「ブルグミュラーコンクール２０２１」（実行委主催）の東中国大会で入賞した。３人は「もっと上手くなりたい」と話している。
　広野小６年の久常明萌さん（12）が「小学５・６年Ｂ部門」で金賞、柵原西小３年の下原のぞみさん（９）が「同３・４年Ｂ部門」で銀賞、北小１年の中島玲香さん（７）が「同１・２年Ｂ部門」で銅賞に選ばれた。
　同コンクールは全国13ブロックで開催され、３人は、予選に当たる10〜11月の地区大会で優秀賞を獲得して「東中国ファイナル」に出場。ピアノ教則本で知られるドイツの作曲家ヨハン・ブルグミュラーの作品のうち久常さんは「風の精」、下原さんは「別れ」、中島さんは「進歩」を演奏し、それぞれ審査員から高評価を得た。
　最高賞を受賞した久常さんは「賞がとれると思わなかったけど自信がついた。曲のイメージをつかむ力や表現力を高めたい」。下原さんと中島さんは「ミスタッチがあって悔しかった。次こそはもっと上の賞を取りたい」と口をそろえる。
　３人は現在、２月27日に新魚町のベルフォーレ津山で開かれる第８回「津山音楽コンクール」に向けてレッスン。５、６歳から指導している女性は「技術も表現力も全国的に年々レベルアップしている。美作地域の子どもたちも含め、みんな緻密な練習を重ねている」と語った。
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ブルグミュラーコンクールで入賞した下原さん、久常さん、中島さん（左から）