二十四節気「霜降」にあわせ、はや冬支度整う 衆楽園で晩秋の風物詩「松のこも巻き」/岡山・津山市

二十四節気 松の幹にこもを巻きつける観光協会職員=岡山県津山市山北の衆楽園で
松の幹にこもを巻きつける観光協会職員=岡山県津山市山北の衆楽園で
         

 きょう24日は二十四節気の「霜降」。秋が深まり、山間部に初霜が降りるころとされる。今朝の津山市内は濃い霧が立ち込め、最低気温は8.1度と平年(9.3度)より冷え込んだ。

 国名勝・衆楽園=岡山県津山市山北=では、晩秋の風物詩となっている「松のこも巻き」が行われ、市観光協会の職員たちが約80本の冬支度を整えた。

 枝葉に住む害虫が冷え込みとともにはい下り、暖かい所で越冬する習性を利用した伝統的な駆虫法で例年、霜降のころに実施。池のほとりではモミジが色づき始めている。

伝統的に駆虫のため用いられてきたわら製のこも=岡山県津山市で
伝統的に駆虫のため用いられてきたわら製のこも=岡山県津山市で


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