作州野鳥の会(千原一夫会長)の写真展が岡山県津山市山北の市役所ロビーで開かれ、さまざまな鳥たちの野生美を捉えた力作に来庁者が歩を止めている。20日まで。
愛鳥週間(10〜16日)にちなんだ恒例の催事で、会員8人が県北で撮影した31点を展示。
青い宝石とも呼ばれるカワセミ、ホロ打ちで縄張りを宣言するキジ、狩りに失敗してぼうぜんとする準絶滅危惧種のオオタカなど、めったに目撃できない瞬間が収められている。留鳥、漂鳥、渡り鳥など季節ごとに出合える種が並ぶ。
泥谷信行同会写真部長(69)=野介代=は「作州地域の身近な場所で、こんなに多くの種類が観察できることを知ってほしい。絶滅危惧種もおり、自然に興味を持ち親しんでもらいたい」と話している。
美作市古町の大原公民館でも24〜6月20日まで開催する。
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野鳥たちの鮮明な写真に見入る来場者
作州野鳥の会 写真展
- 2022年5月11日
- イベント