保育園(所)・幼稚園・認定こども園1〜3年目の職員研修会が9日、山下の津山すこやか・こどもセンターで開かれた。津山市内21園の25人が講演などを通じ研さんを積んだ。
保育実践力を高め、資質向上を図る狙い。新見公立大学健康保育学科長の岡本直行教授が講師を務めた。「絵具を用いた色砂づくりと描画活動」と題して講話と実技研修を実施。
参加者はグループに分かれ、白色の砂、アクリル系の絵の具、木工ボンドを使用し、ひとりひとり好きな色を選んで鮮やかな絵を作り上げた。
岡本教授は「人間の皮膚は敏感な感覚をもっていてそこから得られる情報は多い。子どもは遊び、刺激を受けていくことで成長していく。画材・材料の特徴を知ることで安心安全に遊べる方法を伝えたい。保育現場の人だけでなく地域住民や家庭でも、興味をもって実践してほしい」と結んだ。
林田保育園勤務の河野亜美さん(23)は「画材や素材の特徴を理解し、どのように活用するかという考えがとても素敵。子どもたちが安全に楽しく遊ぶためにも勉強したい」と話した。
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岡本教授から指導を受ける参加者
保育園(所)・幼稚園・認定こども園 職員研修会
- 2022年6月10日
- 教育・保育・学校