疫病を退散させる伝説の妖怪「アマビエ」をテーマにした作品展が勝央町勝間田の勝央美術文学館で開かれ、町民によるユニークな絵画が来場者の目を楽しませている。8月30日まで。
コロナ禍で注目度が高まる中で募集し、小学生から熟年者までが寄せた水彩や色鉛筆画など38点を町民ギャラリーに展示。
長い髪とくちばし、うろこのある体を漫画風やデザイン的に表現したり、人魚姫を思わせる愛らしい姿をカラフルに描き、「私はコロナをやっつける!」といったフレーズを入れた作も並ぶ。
このほか松ぼっくりを組み合わせて彩色を施したオブジェ、同館が設置した大きなアマビエの線画に来場者が好みの絵柄を入れた色紙のうろこを張っていくコーナーも人気。
同所の主婦・福嶋愛美さん(36)は「どれも想像力豊かで個性的。子どもたちと一緒に楽しめてよかったし、コロナ禍収束の願いを強くしました」と話していた。
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アマビエの絵画作品に見入る家族連れ
勝央美術文学館で、伝説の妖怪「アマビエ」をテーマにした作品展/岡山・勝央町
- 2020年7月28日
- イベント