勝田中学校(岡山県美作市真加部)で11日、旧閑谷学校のリモート(遠隔)研修が行われた。県の緊急事態宣言に伴い、現地訪問の代わりに実施。1年生20人が教室で講義を受けた。
講師の徳永博文研修課長が旧閑谷学校の史跡を紹介。「身分に関係なく教育が受けられるように建てられたことは、現在、私たちが取り組む国連のSDGs(持続可能な開発目標)にいち早く取り組んでいる」と説明した。
また、論語講座もあり、生徒たちはメモをとるなどして熱心に聞いていた。綾部颯人君(12)は「現地に行けなくて残念だったけど、ICT(情報通信技術)が役立ったと実感した」と話した。
県青少年教育センター閑谷学校(備前市)では、校外研修を自粛する学校のために今年4月からリモートで対応を始めた。
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リモートで講座をうける勝田中1年の生徒たち
勝田中学校 リモート(遠隔)研修
- 2021年6月18日
- 教育・保育・学校