北陵中学区の学校支援ボランティアなど各種団体は10日、登校時の子どもを見守るあいさつ運動を始めた。学区内で一斉に行うのは初めて。今後は毎月10日前後に実施する予定。
地域の人が子どもたちに目を向け、「守られている」と感じられるようにと地域学校協働活動推進委員が企画した。「安全見守り活動」のボランティアに登録している人と津山っ子を守り育てる市民の会北陵ブロックなどが連携。津山署、市教委、民生委員にも参加を呼びかけた。
この日は各校のボランティアらが中学校の美術部がデザインした缶バッジをつけ、校門付近や津山総合体育館前などの交通量の多い交差点に立ち、「おはよう」「車に気をつけてね」と声をかけた。児童、生徒は元気よくあいさつを返していた。
一宮小学校の通学路であいさつをしていた少年警察協助員の永禮康惠さん(67)=東一宮=は「お互い良いあいさつができてよかった。ケガが無いように見守っていきたい」と話した。
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見守り活動を行うボランティア(北陵中校門前で)