本年度の厚生労働大臣表彰を受賞した団体と個人の表彰状伝達式が24日、山北の市役所で開かれ、谷口圭三市長がそれぞれの活動をたたえた。
個人(社会福祉功労)は高野第二保育園長の小川早苗さん。団体(ボランティア功労)は、津山運転ボランティアの会(村上倉三代表、1988年設立)と、津山年輪ボランティアの会(坂手純子代表、88年設立)。
小川さんは、80年から保育事業に従事し、保育士として児童福祉の増進に努め、2017年からは園長を務める。津山運転ボランティアの会は、外出支援を通して車いす利用者や肢体不自由者の社会参加支援を続けている。津山年輪ボランティアの会は、高齢者への友愛訪問を続け、孤立化や孤独化の防止、心理的な支えとなっている。
伝達式では市長が小川さん、村上代表、坂手代表に表彰状を手渡し、「各分野で活躍してもらい、安全、安心な住みやすいまちにできている。これまでの取り組みに感謝したい」とあいさつ。3人は「名誉ある賞をいただき、ありがとうございます。これからも頑張っていきたい」と述べ、決意を新たにしていた。
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受賞した小川さん(左から)、村上代表、坂手代表