吉井川漁協(松田安弘組合長)は30日、管内の吉井川本支流に稚アユ約4万匹を放流した。6月21日の釣り解禁に向け、今月下旬までに計約15万7000匹を放つ。
この日の稚魚は鳥取県日野川産の人工ふ化魚で体長10センチ、10センチ平均のサイズ。このうち加茂川の1万匹は、岡山県津山市日上の本流出合い付近と川崎の兼田橋付近に配分した。組合員たちが車の生けすから専用ホースやバケツで放ち、早瀬に勢いよく泳ぎ去る魚影を見送った。
松田組合長は「カワウ対策に力を入れ、冷水病の発生も管内でここ数年ないので解禁に期待してほしい」と話している。
P
稚アユを放流する漁協組合員=日上の加茂川で
吉井川漁協、稚アユ4万匹を放流/岡山・津山市
- 2020年5月1日
- 経済・産業