土用の入りを控え吉井川漁協(松田安弘組合長)は2日、管内の本支流にウナギの幼魚80キロ、約4000匹を放流した。
徳島県の養魚場で中間育成した平均20グラム、体長25センチ前後のサイズ。本流を中心に加茂川、香々美川、広戸川、横野川、久米川、皿川、本山川、甲和気川、倭文川、打穴川に配分した。
このうち横野川は下横野から上横野にかけての6カ所。組合員がバケツから放つと、ウナギたちは元気に身をくねらせて流れに消えていった。
同漁協では「今年は稚魚が比較的豊漁で、匹数を確保できた。2年後には150グラム級の食べごろになる」と話している。
同漁協管内のウナギ漁には、もじ(漁期5月1日〜9月末)と夜ぼり(同通年)に遊漁券1等(年券1万1000円)、釣り(漁期通年)とつけ針(同)に2等(年券4400円)が必要。
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横野川にウナギを放つ組合員
吉井川漁協、管内の本支流にウナギの幼魚4000匹を放流/岡山・津山市
- 2020年6月4日
- 経済・産業