吉井川漁協のアユ釣りが解禁された19日、管内の本支流に待ちわびた太公望たちが繰り出し、早瀬に若アユの銀りんを追った。
曇天の下、やや渇水ぎみでの幕開け。鏡野町内の本流上流部では早朝からポイントに愛好者が立ち込み、友釣りでさおを振った。流れに入れたおとりを巧みに操る中、午前10時すぎには雲間から日差しが照りつけて活性も上がり、次々に掛ける名手もいた。
1時間ほどで16センチ前後の8本を仕留めた樫村博文さん(74)=同町寺元=は「友の追いは今ひとつだが、久しぶりに小気味よい手応えを満喫した。まだ型が小ぶりなので真夏に期待したい」と話した。
友釣りは来月にかけて本格化し、梅雨明けのころが佳境。同漁協管内は7月31日、網入れが解禁される。
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吉井川本流でアユを狙う釣り人たち=鏡野町原で
吉井川漁協 アユ釣り解禁
- 2022年6月20日
- 自然