和装専門縫製業の「縫夢ing」が手掛けた創作衣装が ファッションショーでお目見え

経済・産業
         

和装専門縫製業の「縫夢ing」(勝央町豊久田、岡本新吾社長)が手掛けた創作衣装が、10月10日に滋賀県大津市の比叡山延暦寺で開かれるファッションショー「VEDUTA COLLECTION(ベデュータ コレクション)」でランウェイにお目見えする。
 創作衣装は、倉敷市児島の高級デニム生地を使った着物で、切り絵作家・福田理代さん(千葉県)による熱帯魚「ベタ」の絵柄を左前に白、背中に水色でプリントしている。同ファッションショーを主催するアパレルブランド・VEDUTA(愛知県)のデザイナーと岡本社長との親交から実現し、当日は女性モデルがベルトで現代風に着こなし、足袋シューズで登場する。
 延暦寺でファッション関連イベントが開かれるのは2020年、故山本寛斎さんプロデュース以来2度目で、ストリートファッションをテーマにしたライブ配信プラットフォームによる体験型オンラインイベントとなる。
 縫夢ingは、半世紀続く和装工場の技術を生かしてデニムの浴衣などを縫製しており、岡本社長(54)は「オールメードイン岡山の自信作。ベデュータの依頼を受けて今回、発表される衣装の約8割にあたる30着を弊社で仕立てている」とPRしている。
 特設サイトのアクセスはdento-live.com
 問い合わせは、縫夢ing(℡0868-38-0755)。

延暦寺でのファッションショーに登場する縫夢ingの創作衣装


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