奈義町高円の菩提寺にある大イチョウ(国天然記念物)は黄葉の見ごろと3連休が重なり、県内外から訪れた大勢の行楽客を魅了した。
法然上人ゆかりの巨木として知られ、推定樹齢約900年、樹高約40㍍、幹周り13㍍。
無数の葉が色づき、はらはらと散り始める中、家族連れやカップルらが歓声を上げ、風格ある幹とともにスマホなどで撮影していた。
昨年は10月の台風で枝が多数折れる被害に遭ったため、見物客が少なかったが、今季は夜間のライトアップ(21~23日)も実施。
一家4人で散策していた鏡野町円宗寺の会社員女性(42)は「ちょうどきれいな時に見られて感激。折れた枝は痛々しいが生命力の強さを感じる」と話した。
町観光協会によると、強い風が吹かないかぎりあと2、3日楽しめるという。
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黄葉した大イチョウをめでる行楽客=22日
奈義町高円の菩提寺にある大イチョウ(国天然記念物)は黄葉の見ごろ
- 2020年11月24日
- 自然