記録的な大雪に見舞われた岡山県北部の山間部は、4日の立春を前にして一面真っ白。春の訪れはまだ遠い様子だが、少しずつ雪どけが進んでいる。
鏡野町の国名勝・奥津渓では岩の上に雪が残り、水墨画のような景色が広がっている。静寂の中で”ザアァー”という水の音だけが響き、荘厳な雰囲気に。寒さが織り成す渓谷美を堪能できる。
同町上斎原の恩原高原スキー場では、第28回「恩原高原氷紋まつり」が4年ぶりに開かれる。たっぷりの雪の中、ビンゴゲームや雪中宝探し、そり大会など多彩な催しを繰り広げる。午後6時10分から、5000発の花火とレーザーショーがある。