岡山県久米郡美咲町は1日、本年度から採用する地域おこし協力隊員1人の着任式を同町原田の町役場で行い、今後の活躍を期した。
新規委嘱者は、美咲町和田北の農業・鈴木喜久さん(51)=前住所・兵庫県宝塚市。 福岡県の大学を卒業後、兵庫県川西市の会社で電子機器開発のエンジニアとして勤務。Uターンで古里の和田北に戻り、稲作や野菜づくりに励んでいる。協力隊員として町物産センターを活動拠点に会計業務や店舗管理など売り上げ向上や商品分析、特産品創出などに取り組む。
着任式で、青野高陽町長が委嘱状を鈴木さんに手渡した。鈴木さんは「県南、県外では美咲町の名より卵かけごはんの方が有名。町の知名度向上、PRを図りたい」と意気込みを語った。青野町長は「情報発信、特産品強化は目指す取り組みと一致している。他の隊員とも連携して進めてほしい」と激励した。
これにより、同町内では本年度、協力隊員4人が活動する。
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青野町長から委嘱状を受ける鈴木さん
岡山県久米郡美咲町、地域おこし協力隊員1人の着任式行う
- 2020年6月2日
- 行政・公共