岡山県勝田郡奈義町は11日、新しく地元で作られた農産物に親しんでもらおうと奈義保育園=奈義町=にトウモロコシ70本を贈り、園児107人が試食した。
同町は土地や気候に適した野菜を育てる試験栽培に取り組み、糖度が高い品種、おひさまコーンを生産した。協力した関本営農組合から同園に贈られた。
2,3歳児のクラスでは、47人が皮むき体験をした。園児は自然の形のままのトウモロコシに興味津々。丁寧に皮を取り除き、粒から垂れる絹糸(けんし)を見て、「おひげみたい」と驚いていた。
浅野知枝美園長は「調理をされたものしか見たことがない子どもたちもいる。自然に育った本来の姿を知る良い機会になる」と語った。
為季優月ちゃん(4)は「食べるのが楽しみ」、土井心結ちゃん(4)は「食べる時は包丁で切っていて小さいけど、本当は長くて大きかった」と笑顔で話した。
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トウモロコシの皮をむく園児
岡山県勝田郡奈義町から奈義保育園(豊沢)にトウモロコシ70本を贈呈
- 2020年8月13日
- 教育・保育・学校