岡山県津山市小田中の本源寺で、ノウゼンカズラが満開となり、色鮮やかなオレンジの花が夏の境内を彩っている。 先代住職が60年ほど前に植えたつる性の木は4本の支柱に支えられ、ラッパ状の花を無数に咲かせている。8月まで花をつけるが、台風が来る前につるをせん定するという。 「花が咲く年と咲かない年があるが、今年は私が住職になって21年で一番良く咲いた。これから本格的な夏を迎えますが、一服の涼を感じていただけたら」と華山義道住職(50)。写真夏本番の到来を告げるノウゼンカズラ