「美作ものづくり展示販売展」(天満屋津山店主催)が岡山県津山市新魚町のアルネ津山1階中央コンコースで開かれ、創意を凝らした多彩な伝統的な工芸品が来場者の目を楽しませている。23日まで。
市と周辺の工芸愛好家ら8人が初めて企画し、約800点を出展。
土の鉄分が表面に吹き出し、味わい深い模様をつけているマグカップ、着物にも洋装にも合う愛らしく上品な髪飾り、津山産の竹で作られた郷土玩具「もちつきをする2匹のうさぎ」、天然素材の良さと鮮やかな藍染めが心地よいオーガニックコットンのTシャツ、すす竹で作ったカブトムシやセミなどの昆虫、一色ずつ刷り重ねて描かれた「てるてるぼうずとあじさい」の木版画など手の込んだ作品が並び、即売を行っている。
小林博道さん(73)=国分寺=は「伝統を大事にしながら、現代にも調和するように新しいセンスで、日々工夫して作品作りをしている。地域の民芸の魅力、職人技に触れてほしい」と話している。
P多彩な工芸作品が並ぶ会場
岡山県津山市 アルネ「美作ものづくり展示販売展」
- 2022年5月19日
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