岡山県立全日制50校 平均競争倍率1.10倍 第1次進学希望調査

教育・保育・学校 津山朝日新聞社
         

 岡山県教委は2022年12月15日、来春の県内中学校卒業見込み者の第1次進学希望調査(2022年12月1日現在)を発表した。県立全日制50校の平均競争率は1・10倍で、前年同期と同じ。
 県立全日制50校119科4コースのうち、定員割れは29校49科1コース。美作地方9校(岡山御津を含む)の学科別では、津山東食物調理1・50倍、津山工業デザイン1・48倍、津山東普通1・44倍、津山1・13倍、真庭食農生産1・13倍など5校9科が1倍以上。一方、6校10科で定員を下回った。
 特別入試の平均競争率は1・46倍(前年同期1・90倍)で、専門学科と総合学科の募集枠上限引き上げに伴い大幅に下がった。美作地方9校では林野普通2・44倍、勝山普通2・21倍、津山工業デザイン2・07倍が2倍以上となっている。
 卒業見込み者は1万7239人(前年同期比75人増)で、進学希望者は1万7057人(同40人増)。このうち県内の県立全日制が1万1933人で前年同期比6人増、私立全日制は2936人で同77人減となっている。
 県教委では「前年と現在の中3の生徒数はその前後に比べて多くなっているが、長期的には少子化傾向が続く見通し」としている。
 最終の2次調査は2023年1月10日現在でまとめ、同25日に発表する。県立校の特別入試は2023年2月8、9日、一般入試は3月8、9日。追試は病気欠席者らを対象に同16日に行うほか、新型コロナウイルス感染者のために同24日にも再度の機会を設けている。


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