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岡山県美作市海田地区で、第10回目番茶づくり体験会

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 県下有数の茶どころで知られる岡山県美作市海田地区で23日から25日まで、番茶づくり体験会が開かれた。横田恵一さん(70)ら生産農家が、地域の名産品を知ってもらおうと手掛けてきたが、後継者不足などにより、今回の第10回をもって幕を閉じた。
 横田さんは室町時代から続くという製法を守ってきた。茶葉を煮た後、天日干しをして、煮汁をかけて乾燥させる。この工程を3回ほど繰り返す。完成に3日ほどかかる。天候に左右され、大変な作業だが、農薬を使用しないため、深みのある味わいに仕上がるという。
 番茶づくりを始めたのは2011年。地元有志で地域振興を目指し、耕作放棄地の再生や景観の回復を目指すプロジェクトを発足させて「海田天日干し番茶」のブランド化、販路の拡大などに努めてきた。毎年この時期に開催する体験会も普及活動の一環だ。
 今回は8人が参加し、一連の工程を実施。プロジェクトの代表を務める横田さんは「ボランティアで来た人やプロジェクト関係者を含め、多くの人に恵まれて感謝の気持ちでいっぱい」と話す。今後については「後継者が現れることを望んでいる。茶葉が欲しい人は来てほしい。伝統製法に関心がある人には教えたい」と意気込みをみせた。
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伝統製法で番茶をつくる横田さん


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