市内の県立高校4校の生徒と社会人が語り合う座談会「はたらくねっこwith津山市四校連携」が9日、山下の津山圏域雇用労働センターで行われた。高校生たちはさまざまな職種の人と交流し、進路や就職について考えた。
津山、津山東、津山商業、津山工業高校の2、3年生33人が参加。グループに分かれ、企業経営者や住職、公務員、大道芸人、NPO法人代表ら17人と働く意味などをテーマに意見を出し合った。
働くことについて、高校生は「働いて誰かが喜んでくれるならうれしい」「自立して生活するにはお金が必要」などと述べた。社会人は「苦労もあるが、やりがいがあり、生きがいになる」「経験を積んで自分の成長につなげる」と語った。
津山商業高校3年・小玉実希さん(17)は「仕事が苦痛な時もあるが、乗り越えることも楽しいと聞いた。ポジティブにとらえることも必要だと学んだ」と話した。
座談会は地域内の企業の情報発信や就職促進をねらいに、市の仕事・移住支援室が高校生のキャリア教育の一環として主催した。
p
さまざまな職種の人と語らう高校生
市内の県立高校4校の生徒と社会人が語り合う座談会「はたらくねっこwith津山市四校連携」