新年を祝う「笠松年忘れ花火大会」が大みそか夜から元日にかけ、岡山県津山市街地を一望にする小田中の丘陵地であり、約400発の大輪が夜空を彩った。
会場には、間近で見ようと地域住民らが集まり、4年ぶりに出店した年越しそば豚汁などの振る舞いが好評。降りしきる雨が上がった午後11時50分ごろ、大きな音をとどろかせて色とりどりの花火が次々に打ち上げられ、歓声が沸いた。フィナーレは新年のカウントダウンに合わせ、迫力ある連発で観衆を魅了。
大谷の会社員・水杉亜希さん(47)は「ここで見るのは10年ぶり。とてもきれいだし、迫力もあってよかった。雨上がりの花火を目にし、心新たに一年頑張ろうという気持ちになりました」と笑顔だった。
同所の笠松町内会と笠松青壮年会が主催し、今年で31回目。