建国記念の日を祝う会

歴史・文化 建国記念の日を祝う会
         

 建国記念の日を祝う会(日本会議岡山津山支部主催)が11日、大田のリージョンセンターで開かれた。地球史研究所の乙藤洋一郎所長(71)=赤磐市=が「日本列島・日本海の形成〜日本は二本」をテーマに講演し、市民約130人が聴講した。
 古地磁気学の第一人者である乙藤所長は、古地磁気学研究から明らかになった日本列島と日本海の形成について解説。「東北日本は反時計回りに四十度、西南日本は時計回りに五十度の回転運動を経験している」と指摘。「両日本の回転の最盛期はともに1500万年前」と解説した。
 「ロシア沿海と朝鮮半島の沖合に位置していた東北日本と西南日本が、日本海の拡大の最盛期を迎えた1500万年前、観音開きのように開いて現在の日本列島が形成された」と語った。そのうえで「日本海海底の年代や、朝鮮半島、日本東北、西南に分布するオオサンショウウオやオサムシのDNAも1500万年前の観音開き説を裏付け、日本は二本だった」と話した。
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日本列島と日本海の形成をテーマに行われた建国記念の日を祝う会の講演会


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