愛染寺「遊印&書アート」ワークショップ

歴史・文化
         

書家・山下虔華さん(小原)による「遊印&書アート」のワークショップが23日、西寺町の愛染寺で開かれ、熟年女性らが篆(てん)刻と書を楽しんだ。
 書道教室「遊之会」を主宰する山下さんを講師に迎え、市内から8人が参加。前半の篆刻では、専用の石(1・5cm角、長さ5cm)に篆書体で反転させた自分の名の一文字を印刀で彫り、アドバイスを受けながらオンリーワンの落款(かん)を仕上げた。
 続いて書では、山下さんが「心に思い浮かんだ一文字を、自分のイメージ通りに表現して」と呼びかけ、「空」「風」「桜」「笑」といった字で思い思いに毛筆を走らせた。それぞれ個性的な作品ができ、落款も押して完成。
 坪井下の松坂美恵子さん(71)は「春の風を思い浮かべながら書き、気持ちがよかった」とにっこり。

書を楽しむ参加者


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