岡山県苫田郡鏡野町河内のみずの郷奥津湖リニューアル工事が完成し、鏡野町は2日、同所で「奥津湖総合案内所・モンベル鏡野店オープンセレモニー」を開き、関係者ら約50人が新しいアウトドアの拠点誕生を祝った。
昨年7月から改修工事を進め、総合案内所は、木造平屋で床面積は235.75平方メートル。観光案内所やカヌー、サップなどアクティビティの体験受け付け、シャワー室、更衣室などを設けており、鏡野観光局が運営する。
一方、施設敷地内には新たにモンベル鏡野店が県内3店舗目として開店。鉄骨造平屋建てで床面積611.52平方メートル、同店舗限定のTシャツとタンブラーをはじめとしたアウトドア用品約1万5000点を取りそろえている。総事業費は一部にデジタル田園都市国家構想交付金を使用し、計4億3130万円。
セレモニーでは、瀬島栄史町長が「自然環境を生かし町の活性化、地方創生のモデルとして交流人口増加の拠点となるよう活用したい」とあいさつ。運営事業者の宇佐美勝正同観光局代表理事、辰野勇同社会長が「観光客の思い出作りができる施設となるよう、きょうを新たなスタートとして皆さまの期待にこたえていきたい」などと述べた。
伊原木隆太知事ら来賓の祝辞に続き、それぞれの施設前でテープカットをして新たなスタートを祝った。
