新型コロナの影響受けた市内の公共施設、順次再開/岡山・津山市

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 新型コロナウイルス感染拡大防止対策として長く休園、休館となっていた岡山県津山市内の公共施設が1日から順次再開され、再開を心待ちにしていた市民らが訪れ、思い思いに楽しんでいる。
 今月中は県内在住者の利用に限る(一部対象外)が、この日は衆楽園やベルフォーレ津山、市立文化展示ホール、津山文化センター、グラスハウス、リージョンセンターセンター、津山駅観光案内所など38施設が再開となった。
 このうち山下の津山城(鶴山公園)は開園の8時40分から表門前に人が集まり、4月17日以来、45日ぶりの開園を待っていた。「閉園中は宮川沿いを歩くなどしていたが、一カ月半ぶりなので、本丸に着けるかな。せっかく開園したので、多くの人に見てもらいたいですね」と笑顔いっぱいの二階町の碓井一雄さん(77)。田町の村上安弘さん(77)は「同級生と日々散策するのがうれしい。植物がどう変わっているかじっくりと楽しみたい」と話していた。
 国の緊急事態宣言後に施設が閉鎖、休園となって以来。市内では明日、津山洋学資料館や津山郷土博物館のほか、津山スポーツセンターなど体育施設の利用が可能となる。
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1カ月半ぶりに開園した津山城


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