梅の名所として知られる、岡山県津山市の「梅の里公園」で、早咲き品種が見ごろを迎え、行楽客らが早春の風景を楽しんでいる。これから遅咲きが開花し、来週末からがピークという。
公園は約4ヘクタールの丘陵で、中国地方最大級の14品種、約2000本の梅林がある。暖冬の影響からか、今年は例年より1週間ほど早い2月はじめに開花。現在、「鹿児島紅梅」や「甲州小梅」などがほぼ満開となり、青空の下で赤や白、ピンクのかわいらしい花が園内に彩りを添えている。
甘い香りが漂う中、訪れた家族連れらがのんびりと散策し、かわいらしい枝垂れ梅や清そな白梅にうっとりと見入っている。
24日まで恒例の「梅まつり」を開催中で、ホルモンうどんなどのテント村が出店しているほか、園内で収穫された梅の実を使ったジャムやゼリーなどを販売。10日はカラオケや歌謡ショーなどのイベントがある。