バレンタインデー(14日)を前に、岡山県津山市内の百貨店や量販店などには特設売り場が設けられ、期間限定品のチョコレートを買い求める女性客らでにぎわっている。
天満屋津山店は17日からエントランスホールに特設コーナーを設け、バラエティに富んだ約300種を品ぞろえ。
欧州ブランドでは、ゴディバ(ベルギー)やデジレー(同)、国内ブランドではロイズコンフェクト、モロゾフなどの人気が根強く、有名ショコラティエ監修の品、人気アニメとのコラボ商品も並ぶ。さらに県内のパティシエと企画した「地元コラボショコラ」も人気という。
1000~1500円のパッケージが売れ筋で、1人当たりの平均単価は約3000円。
市内の会社員(33)は「主人には人気ブランドの生チョコ、5歳の息子にはアニメキャラクターもの、自分へのごほうびチョコも外せません」とにっこり。
菓子コーナー担当者は「今季もプレゼントの一方で自身や家族用の需要が高い傾向。2月から新たな限定商品も加わり、バレンタインデー直前の3連休が商戦ピークとなる」としている。