桜華流吟友「華の音」と津山朗読同好会「SAKURA」の第9回前期合同発表会が13日、津山東公民館=岡山県津山市=で開かれ、60歳から99歳までの会員34人が吟詠で自慢ののどを響かせるとともに、朗読を披露した。
そのうち詩吟では、伴奏にのせて、「山中問答」などの唐詩や幕末の水戸藩士・佐野竹之助が作った漢詩「出郷作」などを朗々と吟じた。最高齢の杉田志津子さん(99)は、大きくのびやかな声で李白の漢詩「早発白帝城」を披露。
また、会員らによる杉田さんの白寿を祝うセレモニーも行われ、杉田さんは「緊張していたが、おかげで最後まで上手に歌えた。若い皆さんと交流し、いつも大変な力をもらっている。」と喜んだ。
同会は、毎月第2、第4月曜日に同公民館で吟詠と朗読を修練している。観客の前で発表するのは今回が初めて。
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詩吟を披露する会員
桜華流吟友「華の音」と津山朗読同好会「SAKURA」合同発表会/岡山・津山市
- 2020年7月17日
- イベント