岡山県津山市の河辺井ノ口町内会(国貞琢之会長)は、水害時の避難訓練を井ノ口会館を集合場所に開き、子どもからお年寄りまで約110人が非常時の際の手順を確認した。
集中豪雨により加茂川が氾濫危険水位を超え、避難指示が出たと想定。地元消防団が車で避難を呼びかけて回り、住民が会館に集まると、7組の各代表が安否確認を行い、本部に報告した。また、子ども会を中心に炊き出し訓練を行い、非常食用の材料を使ったカレーライスを味わった。
同町内会は2003年に自主防災組織を発足させ、消火器訓練などを続けてきた。国貞会長(69)は「今回は子どもたちに積極的に参加してもらった。炊き出しなど楽しみながらしっかり訓練ができてよかった」と話していた。