岡山県津山市出身で、元STU48のメンバー、現在はタレントや女優として活動する沖侑果さん（25）が、2月に自身2作目となる写真集『遊泳解禁』（KADOKAWA）を発売した。
記念イベントとしてお渡し会が、4月20日にタワーレコード広島店で開催され、沖さんはファン一人ひとりに写真集を手渡し、感謝の気持ちを伝えた。
この日はSTU48卒業からちょうど1年という節目。インタビューでは、写真集に込めた思いや支えてくれたファンへの感謝、そしてこれからの活動への意気込みを語ってくれた。
――STU48を卒業して、ちょうど1年。この1年をどう振り返りますか？
卒業してすぐは不安もありました。この先どうなるんだろう、ちゃんとやっていけるのかなって。でも、思っていた以上にたくさんのファンの方がついてきてくださって、本当に心強かったです。応援のおかげでいろんなお仕事にも挑戦できたし、安心して歩めた1年だったと思います。
――今回の写真集はバリ島での初の海外ロケ。印象に残ったことは？
日本が大好きなので、「海外に行くことは今後ない」と思っているんですけど、バリは本当にきれいで、“世界は広いな”って感じました。
今回は、作品性を持たせるよりも自然な姿を見てもらいたくて、開放的な自分にも挑戦しました。ストーリーは決めずに撮影に臨みましたが、ファンの方から「卒業した沖さんにしか出せない雰囲気だった」と言ってもらえて、すごくうれしかったです。
撮影中は、正直、自分でもいいのか悪いのか分からなかったところもありましたが、完成したものを見て、気づけたことや得られたことがたくさんありました。
――新しいファンとの出会いもあったそうですね。
写真集を通して、「アイドル時代は知らなかった」という方にも出会えて、新しい層の方々に届いた実感がありました。
――芸能界を目指していた子どもの頃の自分に、もし声をかけるとしたら？
小学生のころからアイドルになりたくて、子どもの頃はそういう夢を言うと笑われることもあって…。でも、今こうして夢を叶えられたので、「今は、笑われてても大丈夫だよ」って昔の自分に言いたいです。
――地元・津山への思いを教えてください。
津山っていいところなのに、それがうまく伝わってないこともあって…。でも実際は自然も人もすごく温かい。私自信、鶴山公園の桜が大好きで、花見の時期は“一刻も早く帰りたい”って思います。いつか観光大使になれたら嬉しいです！
――写真集の見どころと、届けたい相手について。
「子どもはまだ見ちゃダメ！」っていうくらい、これまでにない大胆なカットにも挑戦しています。
30〜50代の男性を中心に向けてはいますが、数少ない女性にも刺さる写真もあります。女の子が見て“かわいい”と言われるものではないかもしれませんが、こだわりを詰め込んだ一冊になっています。
――今の自分に言い聞かせていることは？
正直に言うと、「もっと売れろ！」って、自分に言い聞かせてます（笑）。
数字のこともすごく意識していて、やっぱり前作の写真集は超えたいなっていう目標があります。反響自体はすごくよくて、手応えも感じてるので、もっと多くの方に知ってもらえたらうれしいです。
できれば…メルカリとかじゃなくて、ちゃんと買ってください！（笑）
――最後に、読者やファンへメッセージをお願いします。
津山からとび出して、人知れずがんばっている女の子がいることを、少しでも知ってもらえたらうれしいです。
本当に、セカンド写真集はいろんなこだわりを詰めた自信作なので、もっと多くの人に届いたらなって思います。
■書籍情報
書名：『沖 侑果2nd写真集 遊泳解禁』
発売日：2025年2月26日
定価：3,520円（税込）
ISBN：9784047381957
発行：KADOKAWA
■沖侑果（おき・ゆうか）プロフィール
1999年12月1日生まれ、岡山県津山市出身。
2018年、AKB48グループドラフト会議で史上最多となる5チームの指名競合を受け、STU48にドラフト3期生として加入。
2枚目シングル「風を待つ」（2019年）から10枚目シングル「君は何を後悔するのか？」（2023年）まで、9作連続で選抜メンバーに選出された。
2023年には1st写真集『遊泳禁止』（玄光社）を発売。2024年にグループを卒業し、現在はタレント・女優として活動中。
