卒業後に地域福祉を担う学生を支援しようと津山信用金庫=岡山県津山市=は17日、美作大学社会福祉学科=津山市=3人と同短大部専攻科2人の計5人に奨学金を授与した。
信金林田支店で授与式があり、鵜﨑実学長と学生ら関係者10人が出席。
松岡裕司理事長が「大きな変化の時代。柔軟な発想で未来を見つめ、勉学にいそしんでください」とあいさつし、一人ひとりに20万円の目録を手渡した。
保育士を目指す同短大部専攻科の下山裕未さん(21)は「自分らしい生き方を実現して、笑顔がいっぱいで、地域に貢献できる人になりたいです」と抱負を述べた。
つしん福祉人材養成奨学金は、美作大・短大部で福祉を学び、作州地域で就職を希望する学生を対象に2010年度から毎年授与しており、今回を含め計53人が受けている。
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松岡理事長から目録を受け取る学生たち
津山信用金庫、美作大学生に奨学金贈る/岡山・津山市